ベランダに洗濯機を置くタイプのお部屋ってどうなの?

ベランダ洗濯機タイプのお部屋で気になったポイントと対策

洗濯機が汚れる

ベランダは【外】なので、洗濯機も日光や雨風に晒されます。
もちろんベランダの奥行きや壁・置き位置にもよるので一概には言えませんが、少なくとも室内に置いているよりは汚れます。洗濯機の外も中も、室内置きよりもマメなお掃除が必要です。

私も月に一回ほど、掃除をしています。

◇対策◇
洗濯機カバーを付けることをオススメします。インターネットの通販などで1000円くらいから販売されています。可愛いデザインのものや、使い勝手のよいもの、丈夫なものなど様々なタイプのものがありますよ。

また、汚れやすいということは壊れやすいのではないか?と心配される方も多いかもしれません。

これは使う回数等にもよるので何とも言えませんが、実例として挙げますと、私の洗濯機は6年経った今でも快適に使用しております。今は洗濯機もリサイクルショップでも安く手に入りますし、「学生の間だけ」「数年後には転勤がある」など、そこに住む期間がある程度限られている方はそこまで心配しなくてもいいかもしれませんね。

真夏・真冬になるべくベランダに出たくない

部屋の中の気温をせっかく快適にしているのに、ベランダの窓を何度も開け閉めしたくない!
洗う・ハンガーにかけるまでは室内で済ませて、ベランダへはサッと物干し竿にハンガーを掛ける作業だけにしたい!

むしろそんな日は室内干しでいい!

そんな方もいらっしゃるかもしれませんね。

◇対策◇
これはまあ、どうにもならないのですが……ただ、定期的な換気はとても重要です。締め切ったお部屋は埃が溜まりカビも生えやすく、体にもよくありません。

一説によると、一般的な6〜8畳の部屋なら「1日1回」「5分程度」窓を開けると、部屋の空気がほぼ全て入れ替わり理想的だそうです。
洗濯時は【換気タイム】として健康のためにがんばりましょう!

洗濯物の盗難に遭うかもしれない?

地域の治安によるところが大きいですし、珍しい方の事例だとは思いますが、敢えて挙げておきます。

外置きの洗濯機の中に入っている洗濯物の盗難が起こる可能性があります。この場合、外に洗濯物を干すこともリスクは同じですね。特に女性が被害に遭われることが多いと聞いています。

◇対策◇
入居する前に、ベランダへの侵入経路は無いか?人目に付くかどうか?等をきちんと自分の目で確認してくださいね。玄関側にはオートロックがあっても、ベランダ側は出入りがしやすい、なんてマンションもありますので気を付けてください。

また、自衛として明るいうちに洗濯物を済ませることも有効だと思います。

人感センサー付きのライトを設置するのもいいかもしれません。簡単なものなら1000円以下で販売されています。

洗濯機に目隠しのすだれを付けたり柵を立てたりする場合は、避難通路を妨げないように設置する等の配慮が必要となりますので、管理会社にご相談ください。

万が一、被害に遭われた場合は警察に連絡するとともに、自衛方法を含め、管理会社にも相談してみてくださいね。

入居者さんの困りごとに対応することも管理会社の大切な仕事です。例えばこのコラムを載せているお部屋探しサイト【ポポラート】を運営している管理会社の長栄ですと、トラブル対応のために夜間休日対応の窓口も設けており、24時間365日対応しています。

トラブル対応の体制がしっかり整えられている賃貸マンションを選ぶというのも、ひとつ自衛になるかと思います。

まとめ

というわけで、私は個人的に【ベランダに洗濯機を置く部屋】は【立地条件がいいのに家賃が安い】という点が、デメリットを凌ぐ最大のメリットだと思っています。

当たり前ですが感じ方や考え方は各々に違うので、「外に洗濯機を置くなんて嫌だ!」という方もいらっしゃるでしょう。そういう方にはもちろん室内に洗濯機を置けるお部屋をご紹介したいです。

ですが冒頭のように「他の条件は気に入ってるけど、洗濯機を外に置く点だけが心配」とか「洗濯機が室内にある環境で育ったから想像がつかなくて不安」という方には、実際の体験談としてぜひ参考にしてみてほしいです。

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