目次
木造アパートの良いところ
木造アパートの良い点①家賃が安い
木造はそのほかの建築材料に比べると材料費を抑えることが出来ます。
そのため、同じ3LDKの間取で比べるとマンションよりアパートの方がお家賃を安くできるのです。
つまり、マンションの家賃と同じ値段で木造アパートを探してみると、「新しい」「広い」お部屋に住めるのです。
良い点②共益費(管理費)が安い
共益費もマンションに比べると木造アパートは安く設定されています。
これはエレベーターなど維持費がかかる設備が少ないからです。
先に述べたように、アパートは2.3階建てが多く、エレベーターがない場合が多いのです。(ちなみにエレベーターは6階以上のマンションにはつけなければいけない決まりがあります。)
月々の支払費用をおさえたい方にとっては、嬉しい条件ですよね。
良い点③通気性がいい
木造アパートはその名のとおり木材で壁、柱、床などが構成されています。
そのため、通気性が良く、カビやダニのアレルギーを引き起こす害虫が発生しにくくなります。
抵抗力の弱い小さなお子様やアレルギー症状の出やすい方には相性の良い材料なのではないでしょうか。
良い点④規模が小さい
マンションに比べて規模が小さいアパートは、戸数が少ないので他の住民の皆様と交流をもちやすく、お互いの顔を覚えやすいといえます。
防犯上では大切な点ですね。
また、地域によっては駅の近くなど立地条件が良い物件はアパートだったりもします。
土地の値段などの理由から、小規模なアパートの方が建てやすい場合もあるためですね。
木造アパートで気を付けること
気を付ける点①火災
木材を使用していますので、当然ながら【火災】についてはリスクが少し高くなりますね。
きちんと火災保険には入っておきましょう。
ただ、先に述べたように新築や築浅物件に関しては厳しい【防火基準】をクリアしており、万が一の時には、避難するまでに充分な時間を稼ぐことができる構造ですよ。
気を付ける点②地震
火災と同じくらい気になるのは【地震】かと思います。
昭和56年以前の建物は古い耐震基準で造られているので、万が一の大地震の際の避難方法はきちんと考えておいたほうがよいですね。
それ以降の耐震基準で建てられた建物、特に2×4工法などは、地震にも強い建て方といわれています。
気を付ける点③気密性が低い
良い点③で挙げた通気性のおかげでカビには強いですが、その代わりに気密性は低くなってしまいます。
そのため、防音性能はマンションの方が高いですし、外気の寒暖は伝わりやすいです。
ただ、最近では建材のクオリティが上がり防音性能も格段に良くなっていますし、エアコン等があればそれほど気にならないかもしれません。
まとめ
どうでしょうか、木造の【アパート】にも魅力を感じていただけたでしょうか。
デザインのおしゃれな新築アパートも増えてきていますので、お部屋さがしの際には木造アパートのメリット、デメリットをじっくりと考えながら選んでくださいね。