賃貸マンションの【契約開始日】はいつが良い?3つのヒント!

(2)【決済金】についても知っておくと、お金を賢くやりくりできます

【決済金】とは、契約時に支払うお金のことです。内訳は敷金/礼金や火災保険料、賃料などになります。この場合の賃料とは、一般的には<契約開始月の日割り賃料>と<翌月分の賃料>が必要になります。
この≪決済金内の賃料分≫が、【契約開始日】によって額が変わるのです!
というのも、<1日>に契約開始すると、≪決済金の賃料分≫は<当月分賃料>のみになるのです。<2日>に契約開始すると、4月なら<残り29日分の賃料>と<5月分の賃料>が必要になります。この2つのパターンだと、決済金額の差が賃料1ヶ月分近く分も出てくることになりますね。
支払いの<総額>に違いはありません。【決済金】として一度にたくさん支払うか、<翌月分の賃料>として分けて月末に支払うかの違いですから。しかし、<総額>は変わりないとしても、その支払いタイミングが違うのです。引越し時には色々と物入りになります。引越し代、新しい生活に必要な家具家電、ドタバタして外食も増えるかもしれません。そういったことを考慮すると、<1日>を【契約開始日】にすることは、やりくり上手と言えるのではないでしょうか。

(3)【契約開始日】で引越費用も調整できる!?

多くの方は、引越しは業者さんに依頼するかと思います。その代金は、時期や曜日、六曜、時間帯によって大きく金額が変わるのです。
引越し案件の多い3月下旬・4月上旬は高くなり、業者さんによってはオフシーズンに比べると倍近く変わります。8月・9月も比較的高いですね。土曜・日曜・祝日も平日と比べると高くなります。また【大安】も高くなり、逆に【仏滅】は安くなる傾向にあります。午前開始・午後開始でも代金が変わります。
そのため、【契約開始日】を少し調整して<安い日時に引越しをする>ことで、トータルの金額が安くなる場合もあります。
ぜひ、引越し日時についても、早めにいくつかの業者で見積もりを取ってみてくださいね。

まとめ

・契約満了日がいつ来るのかを想定する
・決済金の仕組みについて理解する
・引越し代金は時期・曜日・六曜・時間帯で大きく変わる場合がある

以上の3点をヒントとして、ご自身の都合の優先順位と照らし合わせて、【契約開始日】をよくご検討ください。
但し、【契約開始日】がなかなか決まらず申込みが遅れてしまって、大家さんからの印象が悪くなり断られるケースもあるので、悩みすぎには注意して下さいね。

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