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お部屋探しのギモン
そして、ここで出てくる疑問がいくつかあると思います。
①引っ越しまで、このお部屋はもう見れないの?
そんなことはありません。
たとえば入居予定日が3月20日だとしても、実際にお部屋が空くのはそれ以前だとすれば、お部屋が空いてから見に行くことも可能です。
入居する前の改装工事中だったりもしますが、改装工事をしている間でも、見られる場合が多いです。
「入居前にお部屋を見たいな」と思ったら、仲介業者さんに気軽に相談してみてくださいね。
②こんなに早く決めないとお部屋がなくなっちゃうの?
もちろん、10月~11月頃にリサーチして把握していた【空き予定】のお部屋しかないパターンももちろんあります。
しかし、それ以降には空き部屋が出ないのか?と訊かれると、そんなこともないです。
単純に【空き予定】が出ていたとしても、必ず申込みが入り入居者さんが決まるわけではありません。その後もそのお部屋が残っていることは多くあります。
1月~2月になってからわかる【空き予定】も
それに、いくら「管理会社が事前リサーチしていた」とはいえ、【空き予定】のお部屋を全て把握できるわけではないです。
10月~11月には【空き予定】のお部屋が無かったのに、1月~2月になってから初めてわかる【空き予定】ももちろんあります。
まあ、このパターンは、管理会社としては一番困るのですが……。
この場合「全ての部屋に次の入居者さんが決まった!と思ったのに、まだ空き部屋が出るの!?」となるのが、私たちの本音です(笑)
管理会社は常に、「お部屋が満室の状態」を目指していますからね。
でも実際、多いんですよ。急な解約。
また、後でお話ししますが、合格や不合格によるキャンセルもあります。
ここは、もう、そうですね、運です。運!
管理会社が運営しているサイトなら、いち早くお部屋の空き予定がわかる?!
ただ、早い時期からお部屋探しサイト等をチェックしていれば、条件のいいお部屋・好みのお部屋に出会える確率は高くなります。
ちなみに、私たちの運営しているお部屋探しサイト【ポポラート】のように今は空いていない物件の情報も載っているサイトがあります。
基本的には、お部屋探しサイトでは【空く予定が確定しているお部屋】の情報しか見られない場合が多いです。
しかし、管理会社は現在入居中のお部屋の情報ももちろん持っていますから、入居中のお部屋の写真もネットで公開しているんです。
そして、①現入居者さんから解約の知らせが管理会社に届く→②大家さんに次の入居者募集について相談する→③仲介会社に【空き予定】を知らせる→④お部屋探しサイトに最新情報を反映させる、という流れが一般的ですので、最新情報の反映までに少し時間がかかる場合があります。
しかし、【ポポラート】は解約をいち早く知ることが出来る「管理会社」が運営しているサイトだからこそ、その流れをかなり短縮できます。
①現入居者さんから解約の知らせが管理会社に届く→②お部屋探しサイトに最新情報を反映させる、という2ステップが可能なのです。
早いうちから、【最新情報の反映が早いお部屋探しサイト】をチェックしておいて、そのお部屋の【空き予定】が出たらすぐに申込む!これが一番スマートに、住みたいお部屋に住める確率を上げられると思います。
あとは受験に合格するだけ! まあ、これが一番むずかしいことなのですが……。
この手法は受験生の方以外でも活用できますよね。就職活動終了後に一人暮らしを始める・転居するというパターンでも使えますし、このマンションに住みたい!と目をつけている物件がある方にもおすすめ。
【ポポラート】には【空き待ち予約】という機能もあります。
「入居中と表示されているけど、次はこの部屋に住みたいな~」というお部屋がある方は【空き待ち予約】を入れていただければ、その部屋が【空き予定】になった時にすぐお知らせするという機能です。ご参考までに。
③申込みしたくても、まだ合格してない! 申込みしたけど、受験に落ちちゃったらどうしよう!?
先ほども少し触れましたが、入試の当日にお部屋探しする人方もいます。つまり、合格が判明していない段階でも申込みができるケースは多いです。
合格発表までその部屋を確保して、他の方が申込みできないようにしてもらうわけです。これを【お部屋止め】と言います。
通常は【お部屋止め】は1日~3日ほどしかできません。
しかし、例外として合格発表までお部屋を確保してもらうのが、受験生の方の【お部屋止め】です。
この合格発表までの間の【お部屋止め】には、管理会社や大家さん、物件によってルールが異なります。
そもそも長期のお部屋止めができない管理会社や物件もあります。
そして【お部屋止め】に必要な書類なども、それぞれに異なります。申込書が必要な場合や、その先の契約までして不合格の場合は【解約扱い】になる場合など、様々です。
何が必要なのか、きちんと確認しておいてくださいね。
便宜上【お部屋止め】という言葉を使っていますが、申込書を送れば申込みですし、契約書を交わせば、それはもう契約です。
そのため、キャンセル料が発生する場合もあるのです。必ず確認しておきましょう。
また、第二希望の大学は既に受かっているけど、第一希望の大学は3月の入試ギリギリまで頑張りたい!だからまだお部屋を決められない!そんな方もいると思います。
これはさっきとは逆に、不合格の場合は住むというケースも生じますね。
これも一緒ですね。ただお部屋止めの期間がかなり長くなる可能性がありますよね。
第二希望の大学は1月に合格したけど、第一希望は3月中旬までわからない。
正直に言うと、これだけ長い期間をお部屋止めするのは、管理会社としてリスクが高いので受けたくありません。
3月に「第一希望合格しました!この部屋には住みません!」と言われたら、それ以降に新しい入居者さんを探さなければならないからです。
その時期から次の入居者さんを探す……このことは、かなりリスクが高い、ということはお解かりいただけるかと思います。
そのため、このケースは【お部屋止め】を断られる場合もあります。
なのでこの場合は少し遅めのタイミングでお部屋探しをすることをお勧めします。たとえば3月に入ってくると、管理会社側も空いているお部屋を埋めなければ!と焦ってくるのです。1月、2月では断っていたかもしれない【お部屋止め】等にも対応してくれるかもしれません。ただし、お部屋の選択肢が狭まってしまうことは、頭に入れておいてくださいね。
管理会社や大家さんによってルールはさまざま
これらは、あくまで一例です。
管理会社や大家さんごとに対応、ルールは本当に違います。だから、これってどうなのかな……?と思った時は勇気を出して一度訊いてみてくださいね。
合格することは、ゴールではなくてスタートです。
大学生活をより良いものにするために、住まいって大切な要素の一つだと思うんです。
だから、後悔しないお部屋探しをしてくださいね。
以上!
賃貸マンション管理会社スタッフからの部屋探しアドバイスでした~!
それではまた次のお部屋で。