引越先を決める時、不動産屋さんと一緒に実際にお部屋を見に行くことを「内覧」と言います。
資料や写真を一通り見てから、興味のある物件に実際に足を運んで、実物のお部屋に入って確認をすることです。
内覧数は平均3.5件だそうです
そこに住むのですから、できれば妥協はしたくないですよね。でも、何室も何室も見に行くのも、不動産屋さんの担当者の人に気を遣ってしまったりすることがありませんか?
お部屋探しの大手ポータルサイト「SUUMO(スーモ)」を運営している株式会社リクルート住まいカンパニーさんの『賃貸契約者動向調査関西版(2015年5月)』という資料があります。
お部屋探しをされるお客様のアンケートなどから、色々な統計を取って公開してくれている資料です。それによると、2014年の調査結果では、お部屋を決めるまでの物件内覧数は【平均3.6件】だそうです。
意外と少ない!?
ということは、お部屋探しをしたお客様の2割以上は、0件~1件の見学数で引っ越し先を決めている、ということです。内覧で物件に足を運ぶ件数は、年々減ってきています。
その理由は、お察しの通りインターネットやスマートホンの普及です。
ネットを駆使して調べればわざわざ内覧しなくてもお部屋の様子がある程度分かりますし、物件の周辺の様子もGoogleのストリートビューなどで大体の情報を確認することができます。
気になることだけメールや電話で確認し、納得すればそのまま実物を見ずに契約するというお客様が増えてきています。