ホームステージャーが語る 家具家電付き賃貸のメリットとデメリット

メリット2>費用の節約になる!

「引越に伴う費用ってなんでこんなに高いの?」
と、思いますよね、正直。
何にお金がかかるのかというと、
・今まで住んでいた賃貸物件の退室時にかかる原状回復費用など
・引越業者さんに依頼する費用(時期や距離、荷物量で大きく変動します)
・次に住む予定のお部屋の前家賃や敷金・礼金・火災保険、仲介手数料などの初期費用
これらを単純に【中距離・学生さんの初めての一人暮らし】で計算すると、平均30~40万円はかかると言われています。

さらにもっと現実的なお話をすれば、
・現在使っているが引越先には持っていかない不要物の処分費
・旧居から新居への自身の移動費
・引越前後の外食費
などが馬鹿に出来ない出費となる場合もあるでしょう。

そのため、色々と節約努力をされている方もいますよね。
不要物はリサイクルショップやフリマアプリを利用したり、引越業者さん何社かに相見積もりをもらって比較検討したり、あるいはなるべく自分たちで運んだり……。

ここへさらに、新生活に必要な最低限の家具家電一式を揃えようとなると、その費用がまた+15万~20万円程かかります。※一般的な間取りの一人暮らしを想定(機能性やデザイン性にこだわるともっとかかりますよ!)
それに、今回のお引越しで購入した家具家電は、数年後の次の引越先に持っていきますか?大学生での4年間をこの家で暮らしたら実家に帰る予定だったり、期間限定の単身赴任や転勤だったりしたら、それらは不要になりませんか?そうなると、また処分について考えたり手間や費用が掛かったりしてしまうのです。

こういった点を考えると、【家具家電が付いてくる賃貸物件】は、かなり出費が抑えられることになります。

メリット3>インテリアが完成している部屋もある!

家具家電付きの賃貸マンションにマイナスイメージをお持ちの方から「付いてくる家具や家電が少しダサかったり中古だったりと、ちょい我慢ポイントがあるのでは?」と訊かれたことがあります。確かに、そういったお部屋が無いとは言いません。しかし、最近は意外とおしゃれだったり、新品を揃えていたりするところもありますよ!

このお部屋探しサイト「ポポラート」の運営をしている管理会社 長栄は、大家さんとしても賃貸マンションを数多く所有しています。(そういった大家さん=管理会社の賃貸物件を【自社物件】と呼びます。)そしてそれらのお部屋でも、「家具家電付き賃貸」を行っています。実際、私は管理担当者として今まで100件以上の家具家電付きプランを担当してきましたが、8割は新品を購入して揃えました。

私は【ホームステージャー】でもありますので、そのお部屋に合うデザインのものを厳選し、インテリアを統一し、「こんなお部屋に住みたい!」と思っていただけるモデルルームも数多くご用意してきました。
つまり、不動産会社の方針や大家さんの事情、担当スタッフに寄るところも大いにありますが、「家具家電付きのお部屋」には、モデルルームとしてインテリアが完成されているお部屋もあるということです。
オシャレなお部屋に住みたいけどセンスに自信がない、という方は、そういう部屋との出会いを求めるのもアリだと思いますよ。

ちなみに、ここ数年で【家具家電付き】という条件のお部屋というのは数が増えてきており、インテリアなどのクオリティーもどんどん上がっています。そのため、新品の家具家電部屋を狙うチャンスは今かもしれません……!!というのも、ある程度それらの条件が浸透してくると、必然的に中古の家具家電が増えてくることになるからです。



コンクリート打ちっ放しのデザイナーズマンションです。家具・家電・小物までこだわり、シックな色使いと遊び心を効かせた空間をプロデュースしました!



ダークブラウンの床・建具に合わせて、ダークブラウンの家具を合わせたお部屋。
落ち着きのある、洗練された大人の空間になっています。

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