ゲリラ豪雨とベランダのメンテナンス

実は最近、【ゲリラ豪雨】がトラブルに繋がってしまうケースが増えてきています。
ゲリラ豪雨と言えば、少し前には考えられなかったような異常気象ですよね。

ゲリラ豪雨(ゲリラごうう)とは、正式な気象用語ではないが、おおかた「集中豪雨」と同義で、大気の不安定により突発的で天気予報による正確な予測が困難な局地的大雨を指す。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%AA%E3%83%A9%E8%B1%AA%E9%9B%A8 / Wikipedia /「ゲリラ豪雨」より引用

ゲリラ豪雨によりマンションなどの建物自体に雨漏りが生じてしまう場合もあるのですが、要注意なのは【入居者さんがベランダのメンテナンスを怠る】ことからのトラブルです。

ベランダの排水口が詰まり、強く吹き込んでくる雨水が溜まってしまい、部屋の中まで流れ込み漏水被害が出てしまうのです。
窓を閉めていても、プールのように水が溜まるとひとたまりもありません。ひどい時には、更に階下まで雨水が漏れてしまい、建物・他部屋の家財へ大きな損害が出ます。

厳密にはベランダは【共用部分】にあたりますが、そのほとんどが「専用使用権が認められている共用部分」という扱いになります。つまり、借りている部屋に付随しているベランダの清掃は入居者さんの義務となります。
万が一、清掃を怠った事による損害が生じた際には「善管注意義務違反」となり、損害賠償請求の対象となってしまいます。

ゲリラ豪雨は【突発的で正確な予測が困難】とありますので、外出をする際に晴れていたからといって窓を開けたままにしておくことはお勧めできません。
外出や就寝の場合は、きっちり窓を閉めましょう。(最近は高層階でもベランダから泥棒が侵入するケースが増えています。施錠もしてくださいね!)

特に洗濯機をベランダに設置している部屋や、枯葉などが舞い込む部屋は要注意です。
こまめに掃除などのメンテナンスを行ってくださいね。

ベランダのメンテナンス方法について

砂埃が舞い上がらない小雨の日にやると良いといわれています。
また、水を大量に流せばスッキリ綺麗になる!と思ってしまうかもしれませんが、それはNGです。溝を辿ってお隣に汚れが流れたり、または階下の方が干している洗濯物やお布団に被害が出る場合があります。
マンションの利用規約にて禁止されている場合もあります。ベランダ掃除は、お隣・階下の方の迷惑にならないようにしましょう。

色々な方法がありますが、簡単な掃除手順をご紹介します。

1 / 3
京都・滋賀・大阪・名古屋のお部屋探しはpopolato
京都・滋賀・大阪・名古屋のお部屋探しはpopolato