京都市で暮らしたい!地域別おすすめポイント

京都市で暮らしたい!地域別おすすめポイント

最近、都道府県や市町村の「魅力度ランキング」がテレビ番組でよく特集されています。【京都府】【京都市】は魅力度ランキングでいつも上位にいるため「暮らしてみたい」と思う方も多いのではないでしょうか?
しかし、暮らすということは「家を借りる、引っ越しする」ということが必要になります。金額も手間も時間もかかることなので、そんなに簡単にほいほい出来ることではありませんよね。ちゃんと前情報をたくさん集めて、思い描いているイメージと実際とのギャップをなるべく埋めてから、どの地域に暮らすかを決めた方がいいと思います。

というわけで、「京都市で賃貸物件を借りて住みたい」とお考えの方に向けて、他県から京都市に移り住んで20年程の私の視点から「京都市のどのあたりはどんな雰囲気か」などを11区ご紹介していくコラムシリーズを始めます!
実際に住んだことがある・行ったことがある・車で通ったことがある・住んでいる知人から聞いたetc.の経験と、京都市に強いお部屋探しサイト ポポラートの運営に携わる賃貸物件のプロたちから得た知識と、各区のサイトページを調べてまとめていく予定です。

まずは京都市のご紹介から。

京都市は11の区に分かれています。

京都市は「盆地」という地形で、山にぐるりと囲まれています。京都市は1000年以上「都」が続いた土地ですが、これは「山に囲われている」という点が防御として優れていた部分も理由の一つとしてあるようです。しかし、「京都の夏は沖縄よりも暑い」「京都の冬は底冷えする」とも言われます。それは海からの風が山によって隔たれる「盆地気候」の特性をよく表しています。夏は暑く風が弱いため湿気が溜まり、冬は寒く乾燥が激しいという、なんとも暮らしには厳しい面もあります。

地図で見ると、真ん中あたりの区は小さくギュッとなっていますね。それら中心部には駅や繁華街や観光地が多く集まっていて、人口密度が高いです。必然的に家賃も高めです。
右京区・北区・左京区は上の半分以上が山々で、中心部に近いあたりに住宅街が集まっています。

京都市内の通り(道路)は【碁盤の目】と例えられるほど、東西と南北で直線的で規則正しい道が多くあります。それは今から1200年以上前の平安京時代に整備されたそうです。そのため、京都市民のみなさんは結構詳しく通りの名前を覚えていらっしゃいます。細い道にも名前が付いていることが多いですし、交差点にも独特な名称が付いています。それらは会話だけでなく道路の標識にも表示されています。北へ向かうことを「上がる(上ル)」・南へ向かうことを「下がる(下ル)」という文化には慣れるまで時間がかかりました。住所で言うと西入ル・東イルも独特な書き方ですね。

また、京都市には「景観計画」というものがあり、背の高い建物を建てられる場所は限られています。商業地区や大きな主要道路の近くには背の高いマンションもありますが、特に中心部の住宅街には背の高いマンションをあまり見かけません。
京の景観ガイドラインのウェブサイト


建築物の高さを規制する理由の一つとして「京都五山送り火」というお盆の伝統行事があります。京都市を囲む6つの山に5つの文字・型に火が灯されるのを、なるべく多くの人が多くの場所で見られるように配慮されているのです。
京都観光ナビのウェブサイト

では、各区のご紹介は以下にリンクを繋げていきます。
少しずつ増やしていきますね!

京都市中京区ご紹介コラム『京都市中京区 東は商業の街 西は生活の街』
京都市下京区ご紹介コラム『京都市下京区 京都駅のあるまち』
京都市伏見区ご紹介コラム『京都市伏見区 自然豊かな郊外のベッドタウン』

※ただし諸々の基準は個人差や年齢層等で色々と変わってくるとは思います。このコラムはあくまで参考程度にして、候補を絞った後は実際に行ってみてくださいね。

お部屋探しサイトのポポラートでは魅力度ランキングでいつも上位の【京都】の物件をメインに紹介しています。賃貸物件の大家がサイト運営をしているので、最新情報の反映が早く、仲介手数料も無料です。

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