賃貸マンションの【エアコン】に潜む4つの落とし穴に注意!

設備としての【エアコン】

賃貸マンションには元々付いている『設備』というものがあります。ポポラートの物件ページでも、共用設備・室内設備を表記していますね。
今回は、この中の【エアコン】についてお話をしようと思います。というのも、「落とし穴」というべき点が多い設備だと考えられるからです。
画像のように表記されているものを見て、「エアコンがある部屋だからここにしよう~っと」と決めてしまうのはちょっと危険です。先にしっかり確認しておいた方が良い点がありますのでお教えしますね。

落とし穴その1>設置箇所に要注意!

特に部屋数の多いファミリー物件は、【設備:エアコン】と表記されていたとしても、全ての部屋にエアコンがある場合と、特定の部屋のみ(リビング等)に設置されている場合があります。
これは、お部屋を契約する前に仲介業者さんに確認する、または資料が貰えるのでそちらで確認を行ってください。
実際に現地を見て確認する方法が一番安心かと思いきや、実はそこにも落とし穴があります。

落とし穴その2>『残置物』としての【エアコン】?

『残置物(ざんちぶつ)』とは、「前の入居者さんが残していったもの」という意味です。
つまり、「実際に部屋を確認した時にエアコンが設置されていたから、てっきり設備として大家さんが用意している物だと思っていたら、前の入居者さんが残していったエアコンだった」という場合があるのです。

「それのどこに問題があるの?」
と思われるかもしれませんが、大いにあります。
『設備』は故障や修理・撤去処分などの費用は大家さんが負担してくれます。(わざと壊したり手入れを怠ったりした場合や消耗品は別です。詳細は契約書に明記されているので流し読みをせずに確認してくださいね)
『残置物』はそういった費用を大家さんが負担してくれないことが多いのです。
入居後すぐに壊れたとしても、自分で何とかしなければいけない、かかった費用は自分で支払う…なんて結構困りませんか?
そのため、「実際に現地を見て確認」だけでなく、『設備』なのか『残置物』なのかという確認をエアコン一つ一つに対してしっかり行ってくださいね。

次ページはまさかのエアコン新設不可!?落とし穴その3をお話しします。

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