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落とし穴その3>【エアコン】が新設不可!?
次は、「エアコンが設備としてないので、引越ししてから自分でエアコンを購入して業者さんに設置してもらおうと思ったのに、構造上の問題で設置が出来なかった!!」という場合があります。
・配管を通す穴が開いていない
・近くにエアコン用の電源がない
…など、様々な理由があります。
※エアコンの取り付けには配管の穴や固定のビスなど建物に傷をつける行為が必須となりますので、設置したい場合はまず大家さんに相談してくださいね。
通常のエアコンを設置できない場合は、『窓用エアコン』という窓に設置できる商品もあります。しかしこちらも、大きさによって設置できる窓とそうでない窓があります。また、窓の可動域もかなり狭まりますし、防犯面にも新たな工夫が必要になります。
さらに、窓に取り付けるため目の高さにドーンと大きな電化製品が来ることになり、インテリアに凝りたい見た目を気にする方にはあまりお勧めできません。
「無いならつければいいや♪」が単純簡単に行かないのが【エアコン】なのです。
落とし穴その4>古いエアコンはランニングコストが高い!!
最後の落とし穴は、「設備としてのエアコンがあるから大丈夫☆」と思っていたら極端に古いエアコンで電気代が高額になってしまう!という場合です。
基本的には、設備は「古いから」と言う理由では新品に取替えてもらえません。これはエアコンに限らず、その物が本来の利用目的を果たせない状況になった場合のみ取替えて貰える、つまり使えなくなったら・壊れたら取り替えてもらえる、というのが大抵の設備のお約束です。
「このエアコンは設備ですか?どれくらい古いものですか?」と確認して、古いものだったら要注意です。
そんな時はダメ元で、お部屋の契約前に交渉してみましょう。
「礼金をもう少し払うのでエアコンを新品にして欲しい」とか、
自分も一部費用を負担するという意思を伝えれば、意外とすんなり交渉が通り新しいエアコンで新生活を始められるかもしれません。
高い電気代を払い続けたり、電気代が高いからと結局暑さ寒さを我慢して不便な生活を送ったりするよりは、その方が快適に暮らせそうですよね。
特に、長く住むつもりがあるならば、新しいエアコンの方がお得になる確率は高そうです。
賃貸マンションだからこそ注意してくださいね!!
以上、4つの落とし穴をご紹介しました。
近年は猛暑日も増えていますし、ペットを飼っておられる方はお留守番しているペットのために空調管理も大切に考えていらっしゃると思います。
暮らしてから初めてわかることって多いのですが、【エアコン】に関しては取り替えや新設が出来なかったりもしますので、ぜひ契約前にしっかりと確認して、落とし穴を回避してくださいね。