リノベーション~賃貸マンションの外壁の場合~(第2回)

当社の大規模改修工事の流れを、全2回に分けてご紹介するコラム第2回です。前回は大規模改修の意義、そしてデザインプラン作成や決裁者へのプレゼンまでの流れを1~5としてご紹介しました。

今回はその後、現場での作業の流れのご説明と、改修前(Before)と改修後(After)の比較画像をご用意しました。

6.リノベーション施工開始

物件によって異なりますが、施工期間は短くても1か月半、長ければ3か月以上かかることもあります。
最初は入居者の方や近隣住民の方への【工事についての案内】をすることから始まります。遅くとも、1週間前にはご案内をするようにしています。

作業としては、まず足場業者さんによって、建物の周りに足場が組まれていきます。そして、塗料等が飛散しないようにするため・職人さんが安全に作業を行うために、養生シートも掛けられます。

足場が完成すると、高圧水洗で壁面を洗浄し、汚れや粉化した塗料などを取り除きます。その後、職人さんは建物の劣化部分やひび割れ部分を補修していきます。

補修が終わると、塗装したり、シーリングの打ち替えを行ったりして完成に近づけていきます。

7.現場確認・中間検査

私たちは、施工業者さんから提出された工程表(どの時期にどの工程を行うか記載された表)を基に、定期的な現場確認を行います。工程通りに作業が進行しているか?適切に補修が行われているか?指定した色と違う色を塗っていないか?等をその都度、確認していきます。

また、足場解体の直前の段階で、中間検査を行います。私たちもヘルメットを被り、足場の高所にも上って、塗り残しがないか?等のチェックをして回ります。時には手直しをお願いすることもあります。

中間検査での指摘事項の改善が終えると、足場を解体していきます。その後、足場があると塗れなかった箇所の塗装や、外溝部分の改修等を行っていきます。

全ての工程が終了すると、完了検査を行います。次のページで外壁リノベーションBeforeとAfterをご覧いただきましょう。

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