コンクリート壁×グリーン!ボタニカルインテリアのお部屋作り 後編

家具だけでなく植物や雑貨等のモデル備品を配置し、光を当てる角度など、こだわりながら演出していきます。この部屋にはちょうど備え付けのスポットライトがあったので、植物の影が美しく見えるように光の向きを調整してみました。どうでしょうか。


色んなものを設置していくと、再プランで植物の数を減らしたことが少し悔やまれました。

「カフェテーブルのところにもう1つグリーンがあった方が、やっぱり映えるなあ」

「ここは植物のボリュームがもっとあった方がバランス良いなあ」

という思いをぐっと飲み込みながら進めます……。【予算】という現実の壁をひしひしと感じました。

さて、設置を終えて、続いては【写真撮影】です。こちらも実はとても重要な仕事です。というのも、最近ではお部屋探しをしているほとんどの方は「インターネット」を利用して情報を集めていらっしゃいます。
そのため「多くの方から注目してもらえる写真」をお部屋探しサイトにアップすれば、「この部屋を内覧してみたい」という問合せ数も増え、成約率も上がるからです。
【良い写真→空き室が減る】という流れが作れるのです。

このように、目的へダイレクトにかかわるのが【写真撮影】ですから、当然自分で撮ります。

以前は簡易的な広角カメラを使っていましたが、ここ半年程は本格的な広角レンズのついた一眼レフを使って撮影するようになりました。高機能で写真の出来栄えも段違いに良いのですが、いかんせんカメラそのものがとても重いです。撮影の腕もまだまだ磨いている途中なので、あーでもないこーでもないと試行錯誤しながら夢中になって撮影していると、腕が痺れてきます。この日も「やっぱ重い……」と声に出して呟いてしまいました。早くビシッと一発で良い写真が撮れるようになりたいものです。


そして一眼レフの他にも、360度ぐるりと見ることが出来る写真も撮影します。VR画像というと想像しやすいでしょうか。こちらは専用の360度カメラに三脚をつけて撮影するだけなので簡単です。
注意点は「自分が写らないようにすること」だけです。

撮影したものを編集すれば、タップやクリックで廊下からお部屋へ移動していける画像が作れたり、添えてある間取り図から視点を選択できるようにしたり、画像を見ている人が直感的に扱えるVRを作ることが出来ます。

つまり、バーチャル内覧が可能になります。便利ですよね。

平面図では分からない部分も見る事ができ、とても好評なため、最近では360度写真を撮ってお部屋探しサイトへアップすることが増えてきましたね。
今回のお部屋で撮った360度写真、下記のリンクからぜひ体験してみてください。

さあ材料が揃いましたので、あとは、実際に入居者さんを決めるための資料作りです。

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