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DIYでは原状回復は不要?
原状回復不要の【DIY賃貸】
さて。それでは、DIYではどうなのか?
DIYは、完全に、“故意に”壁紙を貼ったり、ネジを打って棚をつけたり、することですね。ということは、せっかく作りこんだお部屋も、結局いつかは元に戻さないといけないのでは!?しかも自分のお金で!!
確かに、大家さんの許可なくDIYをしてしまうと、もちろん契約通りに費用を支払わないといけません。
だからこそ、【DIY賃貸】です。
【DIY賃貸】の多くは、「原状回復費用の負担を入居者様に求めない」ことになっています。
ただし、当然ですが「ルールはきちんと決めてください」とも書かれています。
しっかり事前確認を!
当たり前のことですが、見ず知らずの他の人に貸す、他の人から借りる、というやり取りの中では、何が起きるかわかりません。ましてや生活に関わることですから、トラブルも多種多様。
入居後にトラブルになるのは、住む人はもちろん大家さんだって嫌ですから、あらかじめ色々な取り決めをします。
それを国家資格の宅地建物取引士という専門家が、お部屋を借りる入居者様に説明するのが【重要事項説明】です。
【DIY賃貸】の場合は、どこまでがDIYとして認められるか、どこまで自由にリフォームしていいのかなどを取り決めます。
「DIY可」と言われて入居したものの、退去する時に、「ここまでは許可していない」と言われて原状回復費用を請求されたら大変です。
『やっていいのかな?』と思った時は、念のため管理会社に確認するようにしましょう。
【DIY賃貸】の良いところ
【DIY賃貸】の人気が高まっているということは、賃貸物件に住んでいる人も『世界で一つだけのオリジナルの部屋を作りたい』という欲求をお持ちだということです。
社会人の方なら、週末のお休みの日にホームセンターに行って、少しずつお部屋の模様替えをされたり、学生の方なら、お友達と一緒に壁にペンキを塗ったりされているみたいです。SNSの投稿やDIYイベントの記事も楽しそうですよね。
時間をかけて想いをこめて作りこんだお部屋には、「思い出」がたまっていきます(^^)♪
次の入居者さんへバトンタッチ
“自分でお部屋をつくれる”こと自体が【DIY賃貸】のメリットであることは言わずもがなですが、何より素敵な(と私が思う)ポイントは、“自分が作ったお部屋に次の入居者さんが住むところ”です。
自分が愛着を持って作ったお部屋が見知らぬ誰かに選ばれて、またその人がその部屋をさらに育てていくわけです。学生さんが卒業するとき後輩に、転勤の際に職場の同僚に紹介するなど、知っている人に引き継いでいくこともあります。
引き継ぐ人も知り合いが住んでいたお部屋なら都合が分かって安心です。
(もちろんエアコンやトイレなどの基本設備の修繕やお部屋の清掃はきちんとしてあります!)
欲しいものは自分で作る!!“DIY女子”“男前DIY”などなど、最近トレンドの【DIY賃貸】で週末リノベーション生活をはじめてみませんか?