
お部屋探しの【条件】とは?
こんにちは!細田です。年をとる毎に1年が短く感じられてあっという間すぎてびっくりしています。
さて、今回はお部屋探しをするにあたって登場する【条件】についてコラムを書いてみますね。
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目次
お部屋探しの条件の主要は3つ
みなさんは日本に賃貸物件は幾つあると思いますか?
全国賃貸住宅新聞によると、2020年3月時点の民間賃貸住宅の数は1925万2400戸あったそうです。そしてその中で空き家は約半分だそうです。
膨大な数の賃貸物件の中から「入居したい」と思えるお部屋を探し出すのは結構大変な作業です。時間がいくらあっても足りません。通学通勤のために〇月末までに引っ越し先を決めなければいけない、なんてタイムリミットがある場合は特にササッと気に入る物件を見つけ出したいですよね。
そのために必要なのが【条件で絞る】ということです。

不動産仲介店に行くとまず訊かれるのは「探している物件の【条件】は何ですか?」です。不動産仲介店で店長経験のある私も、ご来店いただいた方に必ずお伺いしていました。お部屋探し系のポータルサイトでもトップページから検索していきますよね。
ただ、中にはお部屋探しが人生初で「条件ってなに?」となる方もおられたので、このコラムでは私の経験+一般的な【お部屋探しの条件】を幾つかご紹介しますね。
・賃料(家賃)を上限いくらまでで探しているか
・場所はどこで探しているか(地域・駅近・閑静な住宅街等)
・どのような間取りで探しているか(1R・1K・1LDK・2LDK等)
最低でも上記3点の条件で賃貸物件を絞れば、お部屋探しがし易くなります。
ご自身の場合はどうか、思い浮かびますか?
ひとり暮らしを始めるときに気になるポイントの一つ「家賃」について、ベテラン管理人がお答えします。
『家賃って、お給料の何割くらいが目安ですか?お給料が安くて審査に落ちることってありますか?』
間取り図の用語解説から、どんな人や暮らし方にどんな間取りが合っているかを簡単にご説明します。
『LDKやDKって、どういう意味ですか?』

実際にご要望が多かった【条件】とは?
では、ここからは上記の主要3点以外の具体的な条件のパターンを挙げていきます。
せっかくなのでお客様目線と仲介業者目線のふたつでどんな条件があるのか、分けてご紹介しますね。
私が不動産仲介業をしていた6年の間にお客さんからのご要望が多かったと記憶している条件を羅列してみるとこんな感じです。
・階数についての条件(一階・二階以上・最上階など)
・角部屋がいい
・戸建て限定
・築年数にこだわりあり
・日当たりやベランダの向き等のこだわりがある
・キッチンにこだわりがある
(ガスかIHか、コンロは何口か、食洗器があるか、カウンターキッチン等)
・お風呂にこだわりがある
(追い炊き機能の有無、お風呂のハンドルが古くないタイプがいい等)
・防犯面の条件
(オートロック・モニター付きインターフォン等)
・敷地内ゴミ置き場がある
・宅配ボックスがある
・インターネットが無料
・ペット可の物件がいい
(犬・猫・ウサギ・爬虫類・魚等、また何匹まで飼育可能か)
・楽器演奏可能なお部屋がいい
(グランドピアノが置ける物件など)
・保証人不要がいい
こうやってみるといろんな条件があり、暮らしや好みは千差万別ですね。
ではどんな方がどんな条件を挙げられるのか?実際の経験をベースにお話ししてみます。

具体例・暮らしの「音」が気になる方のお部屋探しの条件
まず、【鉄筋コンクリート造】【最上階】【角部屋】という3つの条件をセットでお探しの方が、どんな時期にも一定数おられたイメージがあります。
理由は、現在住んでいる物件で騒音等に悩んでおられるとのことでした。
初めてのお部屋探しで家賃の安さに惹かれて選んだ物件が、住んでみると騒音に耐えきれず「引越ししたい」と不動産仲介店へ……という方が多く見受けられました。
中には「騒音で落ち着けない、夜に寝られないので即日引っ越したい」と、泣きながら来店された方もおられました。本来なら仕事や学業から帰宅してゆったり過ごしたいのに、家で落ち着けないのはつらいですよね。
ではなぜそんな経験を持つ方が上記三つの条件を挙げたのでしょうか。
【鉄筋コンクリート造】というのは「建物をどんな材料で作っているか?」という構造の種類のひとつになります。幾つか種類がある中で比較的、防音性が高いと言われている構造です。
【最上階】ということはつまり上階が無い、ということです。
同じく【角部屋】ということは片側もしくは両側の隣が無いということです。
上階・隣など、自分の部屋が接している部屋が少ない方が、騒音の原因が減るということで条件に挙げられたのでしょう。
音に関しては間取り図を見るだけではわかりにくいですよね。気になる音の種類や大きさは人によって違いますし。お仕事によっては周囲との生活リズムの違い等もあるかもしれません。
というわけで、「生活音に敏感な方だな」という自覚のある方は、建物構造や階数等もお部屋探しの際に気にしてみてくださいね。
構造4種類を、一級建築士が簡単にご説明いたします。
『マンション構造「鉄筋コンクリート」「鉄骨」何が違うの?』
マンションの最上階にメリットを多く感じる方は多いようですが、デメリットもあるので理解したうえで選びましょう!
『賃貸マンションの最上階のメリット・デメリットとは?』
余談ですが実は最上階の真逆の【一階】も人気の条件のひとつです。
理由は「子どもたちの足音が下階に迷惑をかけてしまうから一階がいい」とのことでした。他にも、マンションによっては一階だけベランダが広かったり庭付きだったりの物件もあり、「ガーデニングがしたいから」と選ばれたこともあります。実際にポポラートに掲載している【コロニアル宇治】というマンションには「一階のみ大型犬の飼育可能」というところがあるのですが、そこは空き待ち予約が途切れない大人気っぷりです。

ご希望の階数は【人によってお部屋探しの条件が違う】といういい例ですね。
マンションの一階は人気?それとも不人気?実際のところを仲介店の店長経験者がお答えします!
『賃貸の1階は不人気なイメージがあるけど、実際はどうなの?』
不動産仲介業者目線で「聞いておきたい」条件とは?
次にお客様のお部屋探しをサポートする側から聞いておきたいことを挙げてみます。
・何人でお住まい予定なのか?
・車を停める予定はあるのか?
・バイク駐輪の予定はあるのか?(何ccのバイクなのかまで知りたい)
・連帯保証人を付けられるのか?
・お引越しの理由
仲介業者目線の条件は基本的に、聞いておかないとトラブルになる可能性が高い内容になります。先に挙げた主要条件3つ(家賃・場所・まどり)と共に事前にしっかりヒアリングしておく必要がある項目です。
不動産業界の言葉を使うと「ハマる」内容です。
ハマるとは、どんな手を使っても解決できないような状況(トラブル)に陥ることを言います。不動産業に携わり始めの新人は幾多のハマる経験を経てプロになっていきます。

例えば【バイク】について。新人だと聞き忘れてハマりやすい条件のひとつです。
お客様に「バイクはお持ちですか?入居先にバイク置きたいですか?今後その予定はありますか?」とバイクについては始めにお聞きします。というのも、「マンションに駐輪場があればそこにバイクも留められる」というわけではないからです。そのマンションの駐輪場が自転車専用の場合もありますし、バイクの排気量によって可不可が分かれる場合もあります。駐輪代も自転車なら無料だけれどもバイクの場合は月に数千円かかるケースもあります。バイクと一口に言っても単車から大型バイクまで様々な大きさがありますが、単車は自転車と同じ駐輪場に置けて、それ以上の大きさのバイクは別料金で駐車場を一台分借りなければいけないところもあります。
一番多いトラブルパターンは、物件のご紹介→内覧(内見・物件見学)→お申込みと順調に進んでいたのに、申込書を書いてもらっている最中に「バイク駐輪希望」ということが判明してしまうパターンです。その後に急いで管理会社へバイク駐輪の可否を確認したところ不可だったことでお客様がブチ切れというケースです。
「ハマってしまった……」と泣きたくなります。
車の場合はお客様の方からはじめに「車があるから駐車場付きがいい」と言ってもらえることが多いのですが、バイクはなぜか後から判明することが多いのです……。
恐らくお客さん的には、賃貸物件はバイクを置ける物件が少ないというイメージ自体がないのでしょう。ですが現実にはバイク可の物件はとっても少ないのです。特に中型や大型のバイクが置ける物件はなかなかありません。
というわけで、どうかバイク乗りの皆様はお部屋探しの条件を訊かれたときには「バイク駐輪ができる物件」と伝えてくださいね。
もし「賃貸物件に住んでいて、今は持ってないけどバイクを購入したい」となった場合は、バイク購入の前に管理会社に「このマンションはバイク駐輪が可能かどうか」を訊いてみてください。駐輪不可だった場合は月極のバイク置き場を探す必要があります。管理会社によっては付近の月極駐輪場を一緒に探してくれることもあるので相談してみてください。ただ普通の駐車場や駐輪場と比べてバイクが置けるところは少ないので、なかなか見つからない可能性が高いです。そうなったら、バイク駐輪可の賃貸物件に引っ越す必要が出てきます。
というわけで、バイク購入は「バイクの置き場所」が決まってからでお願いします。
他にも【入居時期】なども、ヒアリングを忘れていると大変なことになります。すぐ引っ越しをしたい!という即入居希望のお客様なのに、ご紹介した物件が空き予定(1~2ヶ月先に空き部屋になりますよという情報がある物件)だったせいで引っ越ししたい時期に間に合わず、探し直しになるケース等があり注意が必要です。
あとたまに「この部屋に決めた!申し込みます!明日から住めますか?」となる方もいるのですが、実はそんなにすぐに引っ越せない場合がほとんどです。お申込みの後に入居審査があったり様々な必要書類(証明書など)を用意する時間が必要だったりするからです。
お部屋探しにかかる日数は最短だと何日?余裕見るとどれくらい?等が知りたい方はこちらのコラムをお読みください。
『部屋探しは、いつ不動産屋さんに行って内覧を始めればいいの?』
個人的に【最重要項目】だと考えていたのが、【お引越しの理由】です。
「お客様はなぜお部屋探しをしているのか?」という背景を知ることで、その後の話を圧倒的に進めやすくなり、お部屋探しのサポートがよりやり易くなります。
私が新人営業マンだった当時、この【お引越し理由を訊く】ということをするようになってから、売上が爆上がりしたことを覚えています。誰にでもできることかもしれませんが、「目の前にいるお客様に興味を持つ」ということが、潜在的だったご要望を導き出すきっかけになったり、たくさんある【条件】の優先順位を決めるお手伝いができたりした結果が数字になったのだと思います。
具体例・若いカップルが二人暮らしを始める際のお部屋探しの条件
次は不動産仲介業6年の間によく対応した「カップルのお部屋探し」の経験談をご紹介します。
カップルの二人暮らしのお部屋探しでよく挙がる条件は【築浅】【2LDK】【カウンターキッチン】でした。
【築浅】とは建物が経ってからの築年数があまり経っていない(=浅い)もののことです。一般的には築10年以内のものは築浅にカテゴリされることが多いです。新築よりも家賃が安く設備は比較的新しいという点で人気の条件のひとつですね。一人暮らしと違って生活費をどう出し合ってどう使うかと言う点において、家賃は非常に割合が大きい部分だと思います。
【2LDK】は間取の一種です。LDK(リビングダイニングキッチン)の他に2部屋ある間取りのことです。「それぞれに個室が欲しいから」と仰っている方が多かったです。注意点は同じ2LDKでも個室の配置によっては「プライベートの確保」が難しい場合もあるという点です。それぞれの個室でどう過ごしたいのか、洗濯などの生活動線はどうなるのか等を想定しておくことが大事です。
【カウンターキッチン】はキッチンとリビングダイニングとの間に作業台(カウンター)を設けた対面式のキッチンです。対面式のキッチンは料理中に孤立しにくい、リビングのテレビを見ながら料理ができる等の理由で人気です。LDKを軽く仕切ることになるので、一つの大きい空間ではなくなる、リビングダイニングの方が少し狭くなることがデメリットです。
さてここで問題です。男女のカップルでお部屋探しをする際に主導権を握っているのはどちらが多いでしょうか?
……私の経験上、圧倒的に女性が主導権を握っておられました。
設備の使いやすさはもちろん、コンセントの位置やテレビをどこに置くか等をとても細かく想定しておられたり、オシャレなお部屋にしたい等のこだわりが強かったりしたのは、断然女性が多かったです。
反対に男性は、その、あまり考えていないというか、自分も男性なのでこの仕事についてなかったらもしかしたらそうだったのかもしれないという自戒も込めて申しますと「適当だな」と感じてしまうことが多かったです。
もちろん全てのカップルのお客様がこうだったというわけでも、女性はこう男性はこうと決めつけたいわけではありません。ただ事実としてこういうパターンが本当に多かったのです。ものすごく男女差を感じました。
これらの違いはもう「生物学要因でもあるのかな?」と考えるほどでした。
そして、そんなカップルでのお部屋探しだった場合、それはもうきちんと揉められます。仲介店のカウンターで、内覧に行った先で、その移動の車の中で、第三者である私の目の前で喧嘩が繰り広げられることの多いこと……それらを乗り越えて老後に「あの頃はよく喧嘩したねぇ」なんておしゃべりしながら縁側で一緒にお茶を飲む老夫婦へとなられるのだろうか、と想像したりしなかったり。
そういった数多の接客経験を持ち、既婚者である私からの個人的な「カップルでのお部屋探しのアドバイス」は、「お部屋探しに関してこだわりが強い方の言うことにしっかり耳を傾けると揉めずにお部屋探しできる可能性が高くなるぞ」ということです。
個室が2つある間取りは人気ですが、お部屋の配置によって様々な違いが出てきます。
『振り分けタイプの間取りについて』
キッチンの種類を知っておくとお部屋探しがしやすくなるかもしれません。
『システムキッチンって普通のキッチンと何が違うの?』
新築・築浅でなくてもリノベーション・リフォームを施しており綺麗な物件もたくさんあります。ぜひ見ていただけると嬉しいです。
【二人暮らしにオススメの間取り特集】はこちらをクリック!
まとめ
今回は私の経験をベースに幾つかの条件をとりあげてみましたが、実際の【お部屋探しの条件】は本当に人によってそれぞれです。
次の機会があればまた「珍しい条件のご紹介」などもコラムにすると面白いかと考えておりますので、書き上げた際にはぜひ目を通していただけると嬉しいです。
また、【条件】はある程度の数を挙げるとお部屋探しがスムーズになりますが、数が多すぎると逆に「なかなか住みたいと思えるお部屋が見つからない!」という事態にも陥りやすいです。そうなると優先順位をつけることや取捨選択が必要となりますが、そこが難しいなと感じる方は自力で見つけようとするよりも、プロと相談しながら進めた方が早いかもしれません。ポポラートではお問い合わせフォームからはもちろん、LINEでのお気軽な相談や内覧もOKです。
弊社のお部屋探しサイト ポポラートではリノベーション物件を中心に、仲介手数料無料を強みとして物件の紹介を行っております。賃貸物件をお探しの方はぜひこちらのサイトも見てくださいね。VRで内覧できる物件もたくさんありますよ!
お部屋探しサイト ポポラートはこちらをクリック!
最後にオススメ物件をご紹介しますね。
治安が良い神戸市垂水区の高台の住宅地にあるファミリーマンション。
3口コンロのシステムキッチン・追い炊き機能付きのお風呂・独立したシャンプードレッサー・温水洗浄便座のおトイレなどがあり、【水回りの設備充実】の条件に当てはまります。
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