事前対策のためにあると便利なもの

1) 新聞紙…吸水性が良く、浸水の恐れがある隙間を防げます。割れたガラス破片を包むなどの片付けにも使えます。
2) 段ボール箱…ガラス窓の飛散を防いだり、簡易土嚢を作ったりが出来ます。
3) 大きなゴミ袋…ゴミを入れるだけでなく、浸水・水漏れ対策などにも使えます。
4) 養生テープ…後で剥がしやすいように、粘着力が弱い養生テープはあると便利です。

懐中電灯やラジオ、非常食などはご家族の人数に合わせて用意しておきましょう。年に1回、賞味期限や点灯チェックなども忘れずに。小さなお子様用の物や介護用品、生理用品、ペット用品は支援物資として届きにくいのが現状です。普段から多めに備蓄しておきましょう。

また、ペットと一緒に暮らしているご家庭では、必ずケージを用意しておきましょう。
災害時にペットが怪我をする・脱走するといったトラブルが相次いでいます。なるべく普段からケージを使用し、「この中は安全」と動物に認識してもらえていると、いざという時の保護や移動に役立ちます。被害が大きく避難所へ行かなければならない場合も、環境省からペットとの同行避難が推奨されています。その際には、ケージが必要になる可能性が高いです。

停電が起こったら?

停電が起こると、照明が点かなくなるだけでなく、テレビなどの情報源が使えなくなること、家電製品が壊れてしまうこと、火事の原因になることなどが予想されます。
まずは停電が起きる前に準備しておけることをおさらいしましょう。

事前準備しておけること

重要な家電製品をお持ちなら、アース付きのものにする・雷ガード付き電源タップにするなど、漏電や落雷への対策を入念にしておきましょう。
特にパソコンは使用中に停電すると故障の原因になります。停電が予想されるようなシチュエーションでは、念のために電源を落としておいた方が無難です。

また、携帯電話・スマートフォンなどは大事な情報源になります。ポータブル充電器を常備している方々が「心強かった」という声も目立ちますので、まだお持ちでない方はこれを機に入手しておいた方がいいかもしれませんね。

ブレーカーについて

ブレーカーの位置は把握していますか?大抵は玄関や廊下、洗面所などの高い位置にあります。いざという時に懐中電灯を片手に探し回る羽目にならないようにしておきましょう。

基本的に、ブレーカーは過剰負担や漏電などの危険から【安全を守るために】落ちます。つまりブレーカーが落ちたらすぐにブレーカーを上げればいいだけ!というわけではありません。
気を付けなければいけないのが【急な通電は火事や家電の故障を起こしやすい】ということ。そのため、少し面倒ですが、

1) まずは家電等のコンセントを一度抜く
2) ブレーカーを上げる
3) その後改めて、コンセントを差し直す

という作業を行った方がより安全です。

また、停電の原因が不明である場合・停電を繰り返す場合は、漏電などの可能性もあり危険なので放置せずに電力会社にご相談ください。
避難所へ行く等しばらく家を離れる場合も、家電製品のコンセントを抜き、ブレーカーは落としておきましょう。
もっと詳しく知りたい方は、電力会社のHPをご覧ください。

ちなみに、停電したら冷蔵庫の保冷機能が心配になる方も多いと思います。冷蔵庫は開けなければ数時間は冷気が保たれますので、短時間停電の場合はなるべく扉を開けないようにして過ごしましょう。

では次に、断水がおこった場合の備えについてご紹介します。

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